2012年、始動です。
といってももう6日ですが、年末年始はこもって2012年飛躍のための道具をいろいろと仕込んでいました。
年末年始というと、年間の総括や今年の動向予測等がメディア上にたくさんアップされます。僕としても当然それらについては頭の中でグルグルと描きつつ、その描いたものについては自らの仕事を主体として体現していくことを第一義にしたいな、と思っています。
それを前提に、2012年のソーシャルメディア界隈でビジネスをしていく者として、ここではちょっとばかり概念的な思いを述べてみます。
それは、
「ソーシャルメディアを極めて客観視しながら、ソーシャルメディアにまつわるビジネスを展開したい」
ということです。
つまり、ソーシャルメディアからある種の距離を置きたいな、と。ソーシャルメディア界隈でビジネスをしていながら、そこから距離を置くとは逆説のようですが、ソーシャルメディアに偏った視点を持ちすぎると本質的なソーシャルメディアの取扱ができなくなると常々感じているからこその表現です。
この世界にいると、どうしてもソーシャルメディアのパワーを必要以上に感受してしまいます(そして、そのパワーは実際偉大であることは間違いないと思っています)。
一方、例えば日本におけるFacebookユーザー数は昨年終盤で500万人を超えたところで対人口比では4%程度、対インターネット人口比でも5%程度の普及率です。Facebookのみでリーチできるボリュームは、昨年締めた時点ではまださほど多くはありません(あくまでもユーザーの性質論等をさておいての、ボリュームだけに限った話ですが)。そもそも、ソーシャルメディアとたいして関わらずに生きている人々などたくさんいます。また、Facebookやmixi内でアカウントやページを開設することそのものだけで、ソーシャルメディアマーケティングにはなりません。そして、いいね!を押されることが、100%つながりや支持そのものなのだとも思えません。
ソーシャルメディアというものに大いなる可能性を感じているだけに、あえてそういうことを踏まえてソーシャルメディアに対峙する必要があるのだと考えている訳です。
2012年は、日本でもFacebookユーザーが相応の数まで増加を続けるはずですし、それを活用したマーケティングも「よくできたページを設けました」「ただ、いいね!の数を集めました」という域を抜け出した好事例も増えてくると思います(というより、自らが作らねばと)。EC領域においても、ソーシャルメディアを介して生まれる消費が昨年よりはかなり具体的に形作られると考えています。そして、魅力的なソーシャル系サービスの新しい誕生と既存サービスの様々な革新が交差し、ますますアクティブな2012年のソーシャルメディア界隈になるに違いありません。
今年も一年、宜しくお願いします。kazu