Facebookページを自在に運用するWeb型クライアント MODIPHI RedEye登場
- 2011年04月18日 20:43
- written by hiro
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僕は常々、商品•サービスが成功、普及する理由は表面上認識されているものと、実はあまり可視化されていないものの複合要素で構成されているものだと思っています。だから、同じようなサービス、クローンと言われるものが大量に発生しても、その結果は雲泥な差となって現れます。「1ミリの差が大差」、それが商品•サービスというものなのではないかと考えます。
現に、Facebookひとつとっても、その誕生以前からSNSは存在していましたし、今も世界中には大小様々、無数のSNSが乱立しています。それに、機能についてもFacebookだけが著しく特殊なものを提供しているとも言えません(先の“1ミリの差”に優った機能を保有していること自体は間違いありませんが)。それでもFacebookがグローバルな規模で突出した成功を収めている理由は、もちろん実名制コミュニティが成立しているという点は大きな意味を持つにしても、全ての成功理由がそこに集約される訳ではありません。各国毎の普及速度、普及率の差異も、それぞれがFacebook急伸前後に置かれていたWeb周辺環境や国情などに左右され、それらの背景とサービスの性質やクオリティがうまく噛み合うか否かがグローバルな躍進の肝となっています。従って、サービスそれだけを単体で切り取って顕微鏡で観察してみても、普及するもしくはしない理由を正確につかみ取ることはできません。
例えば、韓国で日本よりも早い段階でスマートフォンが普及した背景には、一般の携帯電話端末では原則禁止されていた補助金がスマートフォンについては許可され、国とキャリアと端末メーカーが三位一体でスマートフォンの普及に積極的であったという事由があります。それを踏まえずに、「単に韓国人は日本人よりもスマートフォンが好きなのだ」などという見方があったとすれば早計ということになります。
また、日本でケータイコンテンツが盛り上がっている時期に、それが日本国外でもすべからく同様だったかと言えばそうではありません。例えば、当時香港でケータイコンテンツのようなものが普及しない事情を現地で聞けば、単純に通話料が安いので香港ではメールすら打たず、通話主体で携帯電話端末が使われていました。周囲を見れば確かに、電車やバスなども携帯禁止ではないので、車内でも当たり前のように通話していました。香港でケータイコンテンツの様なものが普及しない理由には、その手のコンテンツに興味があるなし以前に、通信ベースのコンテンツ自体に目線が及んでいないという実情があったのです。
そして、米国でグルーポン系の激安割引クーポン販売サービスが急伸した背景を考える上で、リーマンショックによる景気後退との相関を無視できないと考えています。2008年9月に端を発した米国投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻による金融危機は、消費を冷え込ます大きな出来事でしたが、2008年11月に創業された米国グルーポンの躍進は時期的にもそれとシンクロしています。景気悪化の中で、激安クーポンに多くの人々の矛先が過度に向かう様を想像することはさほど難しくはありません。先般、米国のファンドマネージャーとソーシャルコマース談義した際にも、やはりこの点が強調されていました。もちろん、ソーシャルグラフの影響を受ける消費行動のベクトルについての可能性は疑う余地はありませんし、ソーシャルコマースの市場はもっと大きく成長すると確信しています。しかし、この「激安クーポンの共同購入」というグルーポンクローンが、同じスキームで世界中のどの国でも同様のレベルの成功を収められると考えることは、これも各国の背景によりけりにて、考え違いに陥りかねません。
僕は、商品•サービスが世の中に受け入れられるための本当の背景を十分に考察・研究しながら、表面の賑わいに左右されずに商品•サービスの創造と展開をしなければならないと肝に命じています。 -kazu








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